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PONOPONO FAN VOICE

実践者さんの声

ユメ ケルンさん

こちらのブログを拝読しておりますと、犬の思考レベルとコミュニケーション能力の高さを再認識致します。
犬たちは人の言葉こそ話さないけれど人と何の変りはなく、高い思考と豊かな感情そして自らの意思を持つのは事実で、
それを私達に伝えよう伝えようとしているのが毎日接していて…感覚としてはオーラを送り出しているかの様に…ひしひしと身に感じられます。

我が家の紀州犬・夢(9歳♀)で今だに感心するのは、まだ6,7ヶ月齢の頃のときの事です。
こちら欧州では犬は放してどこへでもいっしょに連れて行くのですが、自立心旺盛な日本犬である夢は、
この頃めきめきと独立心が芽生えてきており、近くの森への散歩でも呼びかけも聞かず嬉々として鹿やリスなどの小動物を追って森の奥へと消えて行くようになりました。
一時遊び回ると自分で帰って来るのですが、ある日家まであと150mもないという森の入り口で、近所のご婦人と犬にばったり出会ったそうです。
ご婦人が” Bist du alleine ? Wo ist deine Mami ? Gang zo dim Mami ! Gang dis Mami hole ! ”(スイスドイツ語/因みに夢はバイリンガルです。)
(あら、一人?お母さんはどうしたの?お母さんの所へ行きなさい。お母さんを捜しに行きなさい。)と言うと、
家がすぐそこにも関わらず、くるっと今来た森の道を引き返して行ったとのこと。
そして、やがて 森の中で夢を探しまわっていた私のいる小道を軽い足どりでこちらに向かって真っすぐにやって来たのです。
広大な森の網の目の様な小道を惑いもせず私を見つけてやって来る能力もさる事ながら、
言われた一言を即理解し適確に行動するその理解力や思考能力の高さには今更ながら驚かされます。

この子は、備わった本能の確かさや、更に、高い判断力も発揮しており、
2年ほど前(日本ですが)実家近くの公園へ主人が夢の散歩に出かけたときの事、
森林手前の花木の茂みから突然熊が出現し、2人に向かって突進して来たそうです。
10mもない間近のことで、主人は咄嗟に夢のリードを緩めると、夢は2,3m進み出て3,4度ほえました。
すると、熊はくるっと踵を返し森に消えて行ったそうです。
それを見届けた夢は何事もなかったかの様に冷静に主人のもとに返り横にたちました。
”夢に命を救われた。”と今でも主人はそのときの事を思うと目をしばたかせます。
この時夢のとった行動は、狩猟本能に駆られて興奮し追跡するでも吠えたてるでもなく、瞬間にその状況を把握し、
主人を守るべくとるべき行動を熊に対する効力を踏まえて適確に判断していたと思われます。

紀州犬は(犬の)3 世代目ですが、この犬種に特に惹かれたのは容姿もさることながら、先代の子(ション♀)との特別な心の交流がもとでした。
ションは心の優しい穏やか子でしたが、当時の”押しつけ躾け”に近い 接し方をした反動で、呼んでも戻らず、自主行動をしたがるようになっていました。
ある日、一家で山へ遊び に出かけたときに、ションがマムシにかまれてしまい15km離れた獣医師医院へと急ぎました。
その夜、飲食もせずぐったりと横たわるションを抱いて、私は心配と不安で ”ションや、ごめんね。” とはらはらと泣きました。
ションはゆっくりと頭を上げると、えも言われぬ優しい目で私の涙をなめてくれたのです。
傍らで夜を過ごした翌日、朝食の準備をしていると、自力で立ち上がってふらりと歩きました。
お腹がすいたのでしょう。
生死五分五分の不安が吹き飛び驚きと歓喜の声を上げると、嬉しそうにしっぽを2,3度振りました。
この日を境にションの態度が全く変わり、リードなしで散歩ができるほどよく言う事を聞いてくれるようになりました。
ションに対する私の愛情が分かり、私への疑心が消えたのでしょう。
それは40年近くたった今でも決して色あせることのない犬への深い愛情と信頼の始まりでした。

まさに躾や訓練ではないのです。
犬は自分で考え、自分で判断し、自分で感じとる。
人が地球上の頂点で他の生物の存在を卑下するのは、人間だけの奢りとエゴイスムスと言えましょう。
PONOPONOの”犬の人権や意思の尊重”は、犬のみに あらず、正にそれを考え直し、地球上で謙虚な共存を目指すことへと通ずるのだと思います。